2000-05-25 第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第18号
したがって、現在、高速増殖炉につきまして、「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故の後いろいろ議論はございましたけれども、原子力委員会の高速増殖炉懇談会におきましても、将来のエネルギーの化石燃料にかわるエネルギー源の有力な選択肢の一つだというふうに位置づけられておるわけでありまして、そういう形で研究開発が現在進められております。
したがって、現在、高速増殖炉につきまして、「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故の後いろいろ議論はございましたけれども、原子力委員会の高速増殖炉懇談会におきましても、将来のエネルギーの化石燃料にかわるエネルギー源の有力な選択肢の一つだというふうに位置づけられておるわけでありまして、そういう形で研究開発が現在進められております。
事故後、これまで政策面におきましては、国民の意見を反映した上で、平成九年十二月に原子力委員会高速増殖炉懇談会報告書が取りまとめられているところでございまして、将来の有力なエネルギー源の選択肢である高速増殖炉の研究開発におきます「もんじゅ」の位置づけを明確にしたところでございます。
高速増殖炉の研究開発につきましては、ただいま先生お話しございましたとおり、平成七年十二月の「もんじゅ」事故後、原子力委員会が各界の有識者から成る高速増殖炉懇談会を設け、「もんじゅ」を含めた高速増殖炉研究開発のあり方、進め方につきまして国民の意見をもちょうだいしながら幅広い観点から検討を行ってきたところでございます。
ただ、高速増殖炉開発につきましては、高速増殖炉懇談会の結論として、一つの日本の将来の選択肢という結論が出されたところでもございますし、もしこれが実現すれば、私は、人類にとってまさに夢のエネルギー源になるわけでございまして、これについての基礎研究を進めていくということについてもぜひ進めていきたいと考えております。
ただいま御紹介のございました高速増殖炉「もんじゅ」の問題につきましては、平成七年十二月にナトリウム漏えい事故が起こったわけでございますが、その後、政策面につきまして、国民の意見を反映した上で平成九年十二月には原子力委員会高速増殖炉懇談会におきまして報告書が取りまとめられ、「もんじゅ」の位置づけが明らかになったところでございます。
○説明員(斉藤鉄夫君) 国の高速増殖炉に対します考え方は、原子力長計では高速増殖炉は将来の原子力発電の主流にしていくという表現になっておりますし、平成九年の高速増殖炉懇談会での結論は、将来の非化石エネルギーの一つの有力な選択肢と、こういう表現になっております。 軽水炉でウランを燃やしてそのまま廃棄してしまう、これでは今の世界のウラン燃料は七十四年で枯渇してしまうとも言われております。
高速増殖炉懇談会というのが円卓会議の推薦によってつくられまして、「もんじゅ」を含めました高速増殖炉関係の研究開発のあり方、進め方について、国民の意見を聞きながら、幅広い観点から検討をしてまいりました。
また、最後の閣議了解で示されている検討ということについて、原子力委員会において、高速増殖炉懇談会というふうなもので幅広い検討を経て、同年、平成九年十二月五日に今後の高速増殖炉開発のあり方についての決定がなされております。この決定内容というふうなものは政府としてどう受けとめて、今後どう扱おうとしているのか。
ここでは、「もんじゅ」については、高速増殖炉懇談会の報告も踏まえ、高速増殖炉のあり方について、原子力長期計画における位置づけを明確にして、その上で国民的合意を得ることがまず必要である、このように知事は言っております。
私としては、高速増殖炉懇談会の結論を踏まえた原子力委員会の方針に沿って、「もんじゅ」の研究開発を大いに進めるべきであり、そのためにも「もんじゅ」の早期運転再開を図るべきと思います。 そこで、この「もんじゅ」の早期運転再開の実現に向け、どのような取り組みが必要となっているのか、原子力局長にお伺いいたします。
これが原子力委員会のもとに設けられました高速増殖炉懇談会でございます。 この懇談会におきまして、これはパブリックコメントを得るというプロシージャーを経まして、平成九年十二月に位置づけ等を含めまして取りまとめられてございます。
また、平成九年十二月に出されました原子力委員会高速増殖炉懇談会の報告書によりますと、高速増殖炉の実用化の時期は明記されておりませんけれども、研究開発というのは目標時期を明確にして進めるのが普通ではないか、研究開発のためにだけ資金を投入するのはいかがなものか、こんな感じもするわけでございます。
○国務大臣(有馬朗人君) 高速増殖炉研究開発の妥当性についてのお尋ねでありますが、広く国民の意見を聞きながら、平成九年十二月にまとめられました原子力委員会高速増殖炉懇談会報告書において、高速増殖炉については将来の非化石エネルギー源の一つの有力な選択肢として実用化の可能性を追求するために研究開発を進めることが妥当とされ、また、「もんじゅ」についてはこのための研究開発の場の一つとして位置づけられました。
「もんじゅ」というものの位置づけということにつきましては、これは、いわゆるトラブルを起こしました以降の段階でございますけれども、平成九年十二月の段階でもって、原子力委員会の高速増殖炉懇談会というものでもちまして種々の議論がなされまして、整理がなされておるわけでございます。
この研究開発のあり方につきましては、原子力委員会高速増殖炉懇談会で、平成九年十二月に開発のあり方が取りまとめられ、御指摘のような、将来の非化石エネルギー源の一つの有力な選択肢として研究開発を進めることが妥当という結論が出されておりますが、通産省といたしまして、この懇談会における結論を踏まえ、FBRの実用化の可能性を追求するための研究開発を着実に進めることが重要、かような認識でございます。
それを受けまして、「もんじゅ」を含めた高速増殖炉のあり方、進め方について、国民の意見を政策に的確に反映させたいという観点から、原子力委員会のもとに、各界からの有識者から成る高速増殖炉懇談会を設置いたしまして、幅広い観点から検討を行いました。
「もんじゅ」についてでございますけれども、まず、ポリシーサイドの問題につきましては、平成九年、事故後でございますけれども、原子力委員会のもとにおきまして高速増殖炉懇談会というものが設けられまして、さまざまな議論が行われまして、その議論が平成九年の十二月に取りまとめられてございまして、そこでの報告書の中におきまして、「もんじゅ」の位置づけ、こういったことにつきましての議論が整理されたわけでございます。
今後のFBR、高速増殖炉の研究開発の進め方でございますが、先ほどの御答弁のときにも触れさせていただきましたが、原子力委員会のもとに設けられました高速増殖炉懇談会、ここで種々の御議論をいただいてその方向性というものが示されてございます。
○有馬国務大臣 まず、これまでの政策面においては、国民の意見を反映した上で、平成九年十二月に原子力委員会高速増殖炉懇談会報告書にまとめて「もんじゅ」を位置づけております。
次の質問でございますが、高速増殖炉懇談会の我が国の「高速増殖炉研究開発の在り方」という報告書におきまして、世界のエネルギー情報についての分析もなされております。
そうした中において、我が国として原子力委員会の高速増殖炉懇談会で十分に御議論をいただいた結果として、高速増殖炉が将来の非化石エネルギーの源の有力な一つの選択肢として位置づけられた。
次に、高速増殖炉懇談会の報告書では、今後の高速増殖炉開発について柔軟に対応することが必要というふうに明記されております。
したがって、事故の一番大事な教訓が動燃改革検討委員会報告や高速増殖炉懇談会報告に十分に反映されない結果となったというふうに考えます。 私は、動燃法改正の前に、一つは動燃的体質を育ててしまった原子力委員会、科学技術庁の指導監督の姿勢を検討する必要があると思います。次に、国の原子力開発戦略の再検討を行う必要があるというふうに考えます。
先生は高速増殖炉懇談会の委員でもございますし、この懇談会の審議の過程で、高速増殖炉の研究開発における投資の適正水準につきましての報告がなされておりますので、核燃料サイクルにつきましてお伺いをいたします。 動燃を改組し、新たに設立されます新法人は名実ともに核燃料サイクル開発機構であります。
先ほど陳述の中で、高速増殖炉懇談会もヨーロッパの経験というのをもっと、例えばアメリカだったら核不拡散でやめたんだとか、要するに政治的な理由でみんなやめたように書いてあるんだけれども、技術的にそこで何がぶつかって、将来の選択肢としてどういうようなことを考慮に入れるという教訓が生まれつつあるのかというところも見て、我が国の今後の高速増殖炉の歩み方というのを決めてほしいというつもりで先ほど申しましたわけです
その間にこういういろいろな事故、不祥事も起こりましたし、またそれを踏まえて高速増殖炉懇談会の検討やら、あるいは円卓会議等も開いてまいりました。また、廃棄物処理に関しましてもいろいろな議論が進んでまいりました。したがいまして、現段階の議論は長期計画策定当時の議論とかなり変わってきている面がございます。
また、柔軟というのも今回の高速増殖炉懇談会の報告の一つの特徴だろうと思います。決して硬直的な姿勢でそれ行けやれ行けというのがいいというふうには私は考えておりません。
今、先生が御引用になった吉川先生のレポートでは、ミッション自体は検討の対象ではないということになっておりますが、例えば高速増殖炉懇談会で行われている高速増殖炉のこれからのあり方というのは、一つの動燃のミッションにも関連してくることではないか、こう思っております。
本法律案は、動燃改革検討委員会報告書、原子力委員会高速増殖炉懇談会報告書等を踏まえ、これまでの動力炉・核燃料開発事業団の業務を抜本的に見直し、整理縮小するとともに、経営の刷新や機能強化を図り、核燃料サイクルの技術的な確立に向けた開発やこれに必要な研究を行う法人として再出発させるために必要な措置を講じるものであります。 次に、本法律案の要旨を御説明いたします。
しかも、昨年十二月に原子力委員会が取りまとめた高速増殖炉懇談会の報告書では、現行の原子力長期計画に明記されていた実用化時期など、具体的なスケジュールが記述されておりません。このような不透明な中で、なぜ巨額の国費を投入して研究開発を進めていくのか、その意義を、総理、国民にお示しください。
原子力委員会の高速増殖炉懇談会で取りまとめられた報告書では、高速増殖炉は将来の非化石エネルギー源の一つの有力な選択肢であり、その実用化の可能性を追求するために研究開発を進めることは妥当といたしております。今後とも研究開発の意義等について、広く国民の理解が得られるよう努力をしてまいります。 次に、国立大学等の例を引き、核物質の管理に対する意識改革についてのお尋ねがありました。
本法律案は、動燃改革検討委員会報告書、原子力委員会高速増殖炉懇談会報告書等を踏まえ、これまでの動力炉・核燃料開発事業団の業務を抜本的に見直し、整理縮小するとともに、経営の刷新や機能強化を図り、核燃料サイクルの技術的な確立に向けた開発や、これに必要な研究を行う法人として再出発させるために必要な措置を講じるものであります。 次に、本法律案の要旨を御説明いたします。